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DATE: 2017/05/15 10:42
その昔、メキシコから渡ってきたカウボーイたちは
「パニオロ」と呼ばれ、マウイ島で暮らしていました。

「ハワイにウイスキーがあるんですか?」。商品のお話をするといつもこんな返答が返ってきます。たしかにウイスキーのイメージは、常夏の島とちょっとかけ離れたものかもしれません。でも、あるんです。しかもオアフではなくマウイ島に。「パニオロウイスキー」といいます。

アメリカ本土で蒸留された上質なバーボンと、マウイ産のパイナップルを蒸留したものをブレンドして樽で寝かせたその味わいは、きっちりとした重みをもちながらも後味にふわりと明るく華やかな余韻。蒸留責任者のマークのこだわりが詰まった、唯一無二のウイスキーです。そのままロックでももちろん美味ですが、冷たく冷やしたソーダで割ってハワイアン・ハイボールなんてもう、最高。あえてレモンを絞らず、お酒そのものの味を楽しむのがおすすめです。

ここで気になってくるのが、「パニオロウイスキー」という名前の由来。これは、かつてメキシコからこの地にわたりカウボーイとして生きた移民の人々の呼び名からきています。彼らが皆立派な口ひげをたくわえていたことから、ウイスキーの樽もチャーミングなひげフェイス。マウイ島ではこの樽がずらりと並んだ蒸留所の一角を見学できますので、訪れた際にはぜひ。

こちらの「ハリイマイレ蒸留所」。じつはパイナップル100%の絶品ウォッカもつくっていて……。と、このお話はまた次回のお楽しみにいたしましょう。

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